自分のための制作物をグダらせない方法

自分のための制作物をグダらせない方法

いつも仕事で色々を作っているのに、”自分のための制作物”となると手が動かせなくなる。
つまり、名刺やポートフォリオ等の進捗がだめなのです。

これは、意外と多くのクリエイターに当てはまる悩みらしく、
デザイナーとの会話の中でも「自分の名刺のデザインが決まらない..」「あぁ..そろそろポートフォリオ作らなきゃなんだけど..」と話題にあがります。

自分のための制作物は、仕事と違い時間の縛りが緩くこだわり始めたらキリがない。
そして、あれもこれもと考えているうちに結局まとまらなくなってしまう

あと仕事と決定的に違うのは 「ふと、気に入らなくなってボツ」という結末も存在するということですね。。

私も、これまでに3回このポートフォリオサイトをボツにして再度作り直しています。
それは改善のためではなく、まさに上記のようにまとまらなくなって方向性を失い、やる気がなくなってしまったから。。

本記事では、最近ようやく掴めてきた”自分の制作物の4つの進行方法”を上げていきます。

1.まずは手を動かしながら考える

まずは手を動かしながら考える

構想を膨らませるばかりで手を動かしていないなら、先ずは作ってみることが大事です。
なるべく完璧を求めないようにし、40〜70%くらいの完成度で全体像を作り上げることで
必要なコトの優先順位が分かり、自然と手が動き始めます。

2.先に一箇所だけ最高クォリティにする

先に一箇所だけ最高クォリティにする

作り込んでいくうちに、そもそもの構成ごと変えたくなってきて急にボツにしてしまうタイプ。いると思います。
そんな人は、1の方法ではなく、先に一箇所を120%で作り込む方法が向いているかもしれません。

例えば名刺なら。
「まずは文章だけ決よう」「明日はメールアイコンだけ確定させよう」といったように小さい要素やパーツを一つずつ確定しながら進行していきます。
それにより、クォリティの上限(作り込み度合い)の把握、また、「柔らかい文章が書けたから、フォントはやさしい印象のものにしよう」など、納得しながら次の作業に進めていけます

3.ターゲットを「どうでもいい人」にしてみる

ターゲットを「どうでもいい人」にしてみる

ターゲットを絞ることで、伝えたい方向性を定める手掛かりになります。
しかし自分を表現するとなると、伝えたい内容やイメージが膨らみすぎてこんがらがってしまいます。

そんな時は思い切って、どうでもいい人をターゲットに立てると筆がグッと軽くなります。
そうして、一旦完成という所まで作ったら用途別に+αを加えていく。

ターゲット:どうでもいい人
→ 自己紹介に必要な情報のみ提示

ターゲット:どうでもいい人 + 一緒に仕事したい人! 
→仕事の情報を+αする

ターゲット:どうでもいい人 + 好きな人! 
→相手との共通点を+αする

このような感じで、用途を小分けして付け足していくと、考えがまとまりやすくなります。

4.もう、誰かに作ってもらう

もう、誰かに作ってもらう

自分のことは自分が一番わかっていると思うけれど、
結局は周りから見て「君は〇〇な人だよね」ということが、平均的に見て優れていたりキャッチーな部分を捉えています。

相手が理解しづらいPRを打っても仕方ないので、ここは素直に受け止めて人にもらったレッテルを軸に展開してもいいかもしれない。

まとめ

以上、自分のための制作物をグダらせない4つの方法でした。
まとめると、完璧を求めず、アップデートしていくことを前提にまず作り始めることが大事!



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