こんにちは!
近ごろnoto sansを溺愛しているオザワです。
この間、久々に紙のデザインをすることがあり、noto sans + helveticaの合成フォントを作ったところ、まとまりのある綺麗なnotohel(ノトヘル)を生み出すことに成功しました..!
ということで、そのほか相性のいい合成フォントもいくつか作ってみたので
今回は6種類紹介をしていきます。
合成フォントとは
日本語と英語の使用フォントを別々に設定し、組み合わせることでより美しく、また特徴的に文字をカスタマイズするものです。
合成フォント6選
noto sans + helvetica
読みやすく、美しいウェブフォントnoto sanと、世界のスタンダードhelveticaの組み合わせ。
こちらはbold版
noto sanはウェイトを細かく設定可能のため、イイ感じに整いました。
高ウェイトでもクセがなく、どこにでも使える十分な可読性を持ちます。
心地いい音量で話しかけられているような印象。
ヒラギノゴシック + DIN
オーソドックスで明るい雰囲気のヒラギノゴシックと、視認性の高く道路標識などで扱われるDINの組み合わせ。
目に飛び込んでくるすっきりとした造形。
英文がコンパクトにまとまり、現代的なクールな雰囲気を纏っています。
游ゴシック + Avenir
ベーシック書体ながらも若干の丸みを帯びる游ゴシックと、幾何学で都会的ながらも柔らかさの感じるAvenirの組み合わせ。
個人的にAvenirは普段使わないのですが、游ゴシックとベストマッチな印象がありました。
優しく品格のある雰囲気で、低ウェイトながらも読ませる文章を作ります。
フォーク体 + Optima
縦画と横画の緩急のあるコントラストを持つフォーク体と、すっきりとした美しい書体Optimaの組み合わせ。
双方がセリフ体のような装飾を感じる上品なフォント、羅列することで文字列全体を通して繊細かつ女性的な印象を受けます。
新ゴシック + Futura
現代的でシステマチックな雰囲気をもつ新ゴシックと、可愛らしさも感じる幾何学的なFuturaの組み合わせ。
新ゴシックは小さなサイズでも可読性が高いため、日本語と英語でサイズの強弱をつける設定にし、リズムをつけるとともにFuturaの可愛らしさを強調しています。
リュウミン + Times
親しみやすいスタンダードな明朝体リュウミンと、イギリスのタイムズ紙で使用される可読性の高いセリフ体Timesの組み合わせ。
横線のウェイトを合わせつつも、英字の縦線は全体の中で最も太く、合成フォントならではの日英のリズムを作っています。
以上、6種類の合成フォントでした!
雰囲気の参考程度になればいいなと思います。
余談ですが、日本語と英語が混ざり合う例文をしばらく考えたのですが、今すぐkiss Meしか思いつきませんでした。世代ではないんですけどね。
ここまで読んでいただきありがとうございました!